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最新記事【2007年12月02日】

日本における受験人口は1992年を境にして年々減少傾向にある。大学はもちろんのこと、それまで主として既卒者が経営基盤となっていた駿台予備学校をはじめとした大手予備校は、現役高校生へその基盤をシフトしてきている。

一方、大学の二極化が、偏差値を超えたところで進んできた。受験人口の減少から全入時代に突入した昨今、受験生の希望大学は、高い偏差値、高い就職率、高い司法試験合格率、グローバルCOE採択校、伝統校を第1選択基準とする偏差値上位の受験生が集まる大学と、偏差値的には遠く及ばない中位、下位の偏差値を持つ受験生が選択するその他の大学とに二分されている。駿台予備学校をはじめとした大手予備校が集客する受験生はもちろん前者である。

大学の二極化に伴い、大学の偏差値も激変している。いわゆる旧帝大、早慶の伝統校がますます入りにくくなる一方、これらに続く2番手3番手校は比較的入りやすい状況に変わってきた。他方、それ以外の大学では、入学試験自体が名ばかりのところが多い。実質的には無試験状態に近い大学が増えてきたのだ。

そのあおりを食ったのが、駿台予備学校をはじめとした大手予備校である。一昔前は、駿台予備学校に、特にそこの中上位クラスに入るためには、上記大学の少なくとも2番手に入る程度の偏差値が必要とされた時代もあった。しかし、現在では、最高位クラス以外は、入塾試験自体は課すものの、希望すればほぼ全員入れる状況にある。それに伴い名物講師もそれこそ死語になりつつある。古き良き時代の駿台予備学校を知る者にとっては悲しい限りである。

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駿台の偏差値

偏差値教育の弊害が叫ばれて久しいですが、実質的に日本の大学教育システムを支えてきたのはこうした数値化による選別方式によるものであることに違いはありません。勉強の進度を客観的に計る手段としての偏差値。どんな意味があるのかもう一度見直してみる良い機会ではありませんか?


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