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最新記事【2007年12月11日】

北辰テストなど公立高校を含めた一般的な合格判定模試と駿台模試との間には、判定基準に大きな違いがある。駿台模試の偏差値は合格確実圏で表示してある。つまり、80%の合格確実性があった場合に限り、合格確実が表示されるのである。要は、駿台模試において、合格が確実と評価されるのはかなり厳しいということである。そこで、実際は、駿台模試において合格確実をもらわなくても、合格は十分にできる。北辰テストなど駿台模試以外の首都圏にて実施されている模試データとの比較においては、この点はとても大切になる。他方、駿台模試において、合格可能圏は、偏差値にすると50以上となっている。もし偏差値が50前後にある場合は、北辰テストなどの駿台以外の模試も活用して客観的な数値を出しておく必要がある。駿台模試の偏差値で50を大きく上まっていれば、当該学校は滑り止めになりうる。

他方、北辰テストなど首都圏の一般的な模試においては、合格偏差値ラインが60%程度に設定されている。従って、実際には、その偏差値のままでは不合格になる可能性がある。合格可能性を70%以上にするには、上記偏差値に2〜4ポイント上乗せする必要がある。

また、北辰テストなどの模試と駿台模試との間には、問題の質的相違が大きい。すなわち、北辰テストなどの模試においては、上位ランクの高校の合格判定には質的には無理があるといえる。難易度が高い高校においてはレベルの高い出題内容が予定されているところ、そのレベルは達していない問題でそのレベルの高校の合格判定を出すのは難しいのである。他方、駿台模試においては、上位ランクの高校の合格判定には、信憑性が高い。質的にレベル的に高度な問題が多いためである。北辰テストなどの首都圏の一般的な模試と駿台模試との信憑性の差が出てくる境目偏差値は、63当たりとみられる。

受験生はそのレベルによって模試を使い分ける必要がある所以だ。

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駿台の偏差値

偏差値教育の弊害が叫ばれて久しいですが、実質的に日本の大学教育システムを支えてきたのはこうした数値化による選別方式によるものであることに違いはありません。勉強の進度を客観的に計る手段としての偏差値。どんな意味があるのかもう一度見直してみる良い機会ではありませんか?


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