駿台全国模試と各大学の偏差値
2007年5月の駿台全国判定模試と同6月の駿台全国模試の両結果(以下、駿台全国模試で一括)から2008年度の大学の偏差値、そしてその動向をみてみよう。
駿台全国模試の結果から端的に以下のことが分かる。
①駿台全国模試では、来年度より東大の文系では後期日程に数IIICが出題されることから、東大文系志願者がこれを嫌い、一橋に流れる傾向がある。その結果、一橋が偏差値等難易度が上がっている。
②駿台全国模試からは、東大理三前期日程からの併願先としては東京医科歯科大が16%と、3位の千葉大を大きく引き離していることが分かる。
③国立大では、上位校が後期日程を廃止するところが多く、そのため安全圏を狙う受験生が増えている。とりわけ、医系から理工系への流れが顕著である。
④私立大では、駿台全国模試からみると、文・人文系は減少傾向にある。特に、心理学科および文化学系でその傾向は顕著である。
⑤同じく、私立大においては、法学部系農・水産学部系は横ばい、経済・商学部系、理工学部系は増加傾向、他の学部系は減少傾向にあることが駿台全国模試から分かる。
⑥全体的に見れば、駿台全国模試からは、いわゆる旧帝大や早慶という難関大志望者が増加傾向にあることが読み取れる。
入学定員に満たない大学が4割という大学の現状がありながら、かたや毎年のように新設される大学や学部学科。その中にあって、受験生としては間違いない進学先を選択したいものである。